とある魔術の禁書目録

 インデックス(禁書目録)と、風斬氷華、上条当麻の三人は、地下街で食事を摂った後、ゲームセンターや何かで遊んでいたのだが、そこへ風紀委員会(ジャッジメント)の面々が現れる。何と、地下街にテロリストがいる為、今から地下街を閉鎖して排除するから、ここから出ろと言うのである。そのテロリストというのが、前話で学園都市に侵入したイギリス清教の魔術師・シェリー=クロムウェルであった。彼女は石像・ゴーレムを使い、上条等に襲いかかる。何故か、彼女の狙いはインデックスと風斬のようで、テレポートの能力を持つ白井黒子がインデックス等を避難させようとするが、彼女の能力における人数の限界と、上条には能力が効かない為に、地下街の中に上条と風斬が残される事になる。
 白井が戻るより前に、またもやシェリーが上条の前に現れ、上条が対峙している最中、風斬がシェリーの使うゴーレム・エリスに突き飛ばされる。風斬の身を案じて駆け寄った上条は、そこで驚くべきものを見る。風斬の頭半分が、まるでブリキの人形が欠けたように無くなっており、中は空洞で、頭の中心に光る石のようなものが入っているばかりである。風斬自身も自分の姿に混乱をきたし、シェリーと上条の元から逃げ出す。
 風斬の正体は、能力者の生体反応の集まった、生物というよりは”現象”であり、人間では決してないものなのである。
 その事実を知ってもなお、風斬は普通の人間の女の子と変わりない、守らなくてはならない、と言い切る上条の哲学がまた披露されるのだが、今までの彼の活躍を見ているこっちとしては、ああ彼ならそう云うだろうな、という気持ちになる。そして、その通り突き進んでくれる姿が、実に爽快なのだ。

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