とある魔術の禁書目録

 この作品も(続編があるとは言え)大詰めである。その所為か、主人公・上条当麻の、全てを打ち消す右手で、巨大なゴーレムを消し去る姿が、本当にかっこよく描かれている。というか、彼はいちいちやる事がかっこいいので、仕方がない。シェリー=クロムウェルを討伐する為にやってきた警備員(アンチスキル)の人々と共に、危険を顧みずに、上条は先頭に立って立ち向かう。
 もう一歩でシェリーを倒せる、というところで彼女には逃げられてしまうが、上条は気付く。シェリーの目的は風斬氷華を殺す事ではなく、ある一定の条件が揃っている者であれば、狙うのは誰でも良いらしいのだ。そして、どうやら次に狙われるのはインデックス(禁書目録)のようだ。そして、理由は定かではないが、科学と魔術の間で、戦争を起こしたいとの言葉を残す。
 前話で、人間ではなく”現象”であり、シェリーも化け物と指摘した風斬は、インデックスが狙われている事を知り、自分が囮になる、と飛び出して行ってしまう。上条は止めるのだが、如何せん彼女に右手で触れると、上条の能力の所為で消え去ってしまう。だが、風斬は自暴自棄になってこの道を選択したのではない。化け物である自分に、初めて話してくれたのがインデックスであり、初めて友達と言ってくれたのもインデックスであった。例え自分が人間ではないと知れても、そんな大切な存在であるインデックスを守ってあげたかったのである。
 地上にいるインデックスは、ゴーレムにより襲われている。彼女は能力もなく魔術が使えないものの、術式を乱して対抗していたが、それも不可能となり、ピンチが訪れる。
 次回は最終回である。是非、インデックスも風斬も、守って欲しい、無事でいて欲しい、と願うばかりだ。

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